平成25年度 町民教養講座実施内容
第1回 5月30日(木) 午後7時~
テーマ「和太鼓体験」
社会教育委員の大西正人さんによる企画で、高野和太鼓童指導者による「和太鼓体験」が、高野山会館にて開催されました。
夜にもかかわらず、お子さんとお母さん2組7名と町民1名の計8名の参加がありました。
指導者と受講者の子ども達や大人達が互いに、同じ時間を過ごして交流し、参加者内で太鼓への知識と体験が生まれ、子ども達も太鼓を叩けてよかったと喜んでいました。
第2回 6月28日(金) 午後1時~
テーマ「茶道教室」
社会教育委員西辻政親さんの企画による「茶道教室」が、紫雲庵にて開催されました。
講師は表千家教授の大谷宗喜さんと西辻さん、監修は陶芸家の目黒威徳さんです。
西辻さんによる茶道について、南方録、茶道の精神(おもてなしの心、侘び寂び、不完全美への傾倒、一期一会等)等のお話があり、陶芸家の目黒さんによるお話の後、講師の大谷さん達にお点前頂きました。
第3回 7月17日(水) 午後1時~
テーマ「観音経物語」
社会教育委員の中前好史さんの企画・講師による「観音経物語」が摩尼山観音寺にて行われました。
講師の中前さんと参加者で観音寺の本尊、如意輪観世音菩薩に般若心経を一巻唱え、観音経の意味を中前さんに教えていただきながら、参加者は筆ペンで如意輪観世音菩薩の写仏を行いました。
観音寺の近くに住む参加者の方は、他の地域から参加者が来てくれたことをとても喜んでいたようで、観音さまゆかりの話を沢山していました。
中前さんのお話を聞き、観音さまの功徳を願いながら、参加者は和気あいあいとした雰囲気で写仏を行いました。
第4回 8月29日(金) 午後7時~
テーマ「中門再建工事の現場から2」
中央公民館2階にて、社会教育委員で尾上組代表取締役の尾上恵治さんによる「中門再建工事の現場から2」が開催されました。
40名近くが参加し、中門再建工事の経緯、繊細な作業となる建築の様子をスライドで見せて頂き、参加者は尾上委員の臨場感ある話に耳を傾けました。
尾上委員は「作業は1人では出来ず、誰か欠けても出来ないとつくづく感じております。
神秘的な作業で、”働いている”ではなく、”働かせて頂いている”と作業を通して自然と感じます」とおっしゃっており、多くの方々の地道な作業と協力によって進む中門再建工事の様子についてお話を聞くことが出来ました。
第5回 9月18日(水) 午後1時半~
テーマ「高野山の歴史から 秀吉と木食上人応其」
中央公民館2階にて、社会教育委員で作家の松長昌子さんによる「高野山の歴史から 秀吉と木食(もくじき)上人応其(おうご)」が開催されました。
出家し高野山に上った後の応其や高野山の出来事、また応其にゆかりの深い秀吉などをお話いただき、参加された方が「とてもためになり参加してよかった」と喜んでいました。
第6回 10月18日(金) 午後1時半~
テーマ「地域防災について」
中央公民館2階にて、社会教育委員で蓮花院住職の東山泰清さんによる企画で、自衛隊和歌山地方協力本部長である青木泰憲さんを講師とした「地域防災について」が開催されました。
自衛隊の今までの活動、和歌山県の地理的特性、第37普通科連隊や県内事務所配置状況について、台風12号での県内被害と救援状況についてなど、豊富なスライド資料を見せていただきながらお話頂きました。
会場内ではパネルでの救援状況の写真や、実際に食べる非常食も展示頂き、参加者にとって普段聞いたり知ることのない自衛隊の活動について、詳しく知る貴重な機会となりました。
第7回 11月 2日(土) 午後1時半~
テーマ「子どもたちと語る読書の楽しみ」
中央公民館2階にて、公民館長で、高野町の副町長でもあり、また和歌山県公共図書館協会理事の中島紀生さんによる企画「子どもたちと語る読書の楽しみ」が開催されました。
始めに高野山小学校の読書感想文で優秀作品に選ばれ学校代表となった児童4名の方に、それぞれの読書感想文を発表してもらいました。
その後、読み聞かせボランティアの田輪さんに、新見南吉の「ごんぎつね」の絵本読み聞かせをしていただき、子ども達と公民館長、そして会場にいる方の全体で、図書室の利用頻度や入れて欲しい本など、様々なテーマでのフリートークを行いました。